今の時代たくさん耳にするクリエティブという言葉。なかなか表現できる場所がありません。
それがメタバースならなおさら。そこに目をつけたVRクリエイティブプラットフォーム“STYLY”。
今日は誰でも簡単に自分を表現できるメタバース“STYLY”について解説いたします。
・STYLYとは
STYLYは、株式会社Psychic VR Labが開発・運営するXRクリエイティブプラットフォームです。
ブラウザ、モバイルアプリのほか、Oculus Quest, HTC VIVE等のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で使用ができる
マルチデバイスとなります。
Psychic VR Lab はXR時代におけるクリエイティブプラットフォームとして、
配信を行うこともでき、ブラウザだけで知識がなくても簡単にノーコードでXRワールドを作成可能です。
“人類の超能力を解放する”をミッションに「内に秘めたクリエイティビティ」を解放する方法として“STYLY”を
提唱しています。
特徴として
・10を越えるデータをインポート可能で、データの組み合わせでVR空間の構築が可能
・様々なVRHMDへの配信が簡単
・普及型のPCでもVR空間の制作が可能で、誰でもすぐに始められる
・様々なTIPSが用意されているので、始めての方でも多彩な表現を実現できる
と定義している。(出典:株式会社Psychic VR Labより)
・代表の思い
株式会社Psychic VR Labの代表の山口 征浩さんは2014年「全人類の超能力の解放」を目的に
Psychic VR Labを立ち上げ、VR元年と言われた2016年5月に法人化しました。
この動画でメタバースについて思いを綴っています。
・株式会社Psychic VR Lab
株式会社Psychic VR Labはミッションに“人類の超能力を解放する。”と掲げており、VRを“内なる世界を解放する空間表現の場”と表現しています。
2017年4月、伊勢丹、PARCOと共同で「2037年トーキョーcollection – TOKYO 解放区 × PARCO –」を開催しました。
STYLY内に現実世界と連動したワールドを構築し、実際の店舗を巡り「TOKYO]と現実世界を連動させたコンテンツを実現させています。
また、米国で開催されている年次テクノロジーイベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に2017年よりパルコとともにSTYLYを出展し、さまざまな活用例を紹介しています。
簡単にVR配信をする“Unity Plugin for STYLY」”をUnityのプラグインをVRヘッドセット向けにリリースしています。
バーチャル美術家の「えもこ」さんはSTYLYを活用し、VR個展を行なっています。
VR空間などでのライブペイント動画で製作した作品をSTYLYにおいて開催しています。
さらに「STYLY 3D Scanner」という3Dスキャナーも提供しており、同スキャナーを利用すれば、10~15分でモデリングされ3Dデータ化してしいます。
株式会社Psychic VR Labの活動の幅は多岐に渡ります。
・STYLY Studio
「STYLY Studio」は搭載された各都市の3Dデータを使用し、AR/MRコンテンツの作成・公開することができます。
各都市のデータはテンプレートになっており、実際にスマホのアプリケーションを使用することでAR体験をすることが可能です。
国土交通省が主導する3D都市モデル“PLATEAU”などのオープンデータにも対応予定です。
他にも3D空間を作成することができ、スケッチファブと連携し様々な3Dオブジェクトを置いてオリジナルのルームを作成できる。
STYLYが用意した3Dデータで床や空、動物なども変幻自在です。
「STYLE Suite」は、blenderやUnityとも連携しており、3Dデータをインポートする事自分の作成した世界も再現できます。
また、YouTubeの360度動画を含む動画の取り込みが可能で、Instagramからの360度写真を含む画像の取り込みも出来るなど、
SNSとも連携することでクリエイティブの幅を広げています。
・現実世界とリンクしたAR
STYLYは世界中の都市空間をXRで拡張する「リアルメタバースプロジェクト」の一環として、空間をNFTで売買可能にするのプロジェクト「METADIMENSIONS」を発足しました。
9社のパートナー達と共に、日本カルチャーの発信地である渋谷のランドマーク「渋谷スクランブル交差点」をXR化した「渋谷スクランブルレイヤー」を10月15日より正式オープンいたしました。
・まとめ
STYLYは今の時代に適したクリエイターファーストなプラットフォームになります。
XRとして活動の幅も広く、かなり多くのことが行えます。
SNSとも大きく連携ができるため今後にも期待が持てます。
ぜひ一度STYLYでワールド作成してもみてはいかがでしょうか?
我々もSTYLYでもワールド作成にも対応しておりますのでご相談ください。
アイキャッチ画像 出典:KDDI株式会社提供の「SATCH VIEWER」が「SATCH X powered by STYLY」としてリニューアル 5GやVPS技術を活用し、都市空間のXRメディア化を加速 | STYLY